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2024年05月18日
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魔導士とドール

2011年02月13日
「マスターは、『霊』と言った概念を信じているのですか」
「なっ、えっ、そのっ」
「どうなのですか、マスター」
「なんだ、その問い詰めるような言い方は!」
「いえ。ただ、AAA+の魔導士であるマスターが過剰に反応しているので、気になっただけです」
「過剰って、そんなつもりは……。ただ、科学的に説明されていない存在が、ちょっと……」
「魔術という科学的に説明されていない概念を利用している魔導士の発言とは到底思えません」
「……泣くぞ。俺、本格的に泣くぞ」
「冷静になってください、マスター。これまでの現象は科学的には説明できませんが、魔術的には説明することは可能です」
「え?」
「間抜けな声を上げないでください、マスター。被害者の証言を思い出してください」
「証言……室内の温度が下がって、物が動いて、不気味な影を見た……だったか?」
「物がどのように動いたか、具体的な説明を」
「独りでに揺れて、浮いた……やべ、鳥肌立った……」
「落ち着いてください、マスター。室内の温度の低下、及び物体の振動・浮遊はカラーコードグリーンの魔術が用いられています」
「……は? って、あ!」
「理解されましたか。次は影の件ですが」
「カラーコードブラック……自分の専売特許なのに、気付けなかったとはな……」
「はい、マスター。カラーコードブラックの、影操作術と思われます」
「物体の振動と浮遊もグリーン……風の力によるもの、か」
「それに伴い生じた気流の変動で、室温の低下が考えられます」
「なるほどね……ああ、安心した」
「何故、先ほどは動揺されていたのですか」
「え、それは、その……」
「はい」
「……おばけ、怖い、から」



魔導士(AAA+)、26歳。嫌いなものは、おばけです。

……こいつ、そんな萌え要素持ってどうすんのよ、バカじゃないの……?
そしてビィが何気なくS発言連発な件。リュウ、ガチの涙目wwww
でもリュウとビィの関係は別に恋愛じゃなくてもいいと思います(誰もわからないネタ)

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魔導士とドール

2011年01月28日
「……ビィ、これは」
「食事です」
「食事? 誰のだ」
「マスターのです」
「へぇー……。魔法使いってのはこんなものを食うのか……」
「訂正します。あなたのです」
「俺のかよ?!」
「はい」
「あの……ビィさん」
「何でしょうか」
「これは、一体何だ? 具体的に説明しろ」
「卵を溶き、ベーコンとあえて炒めたものです」
「炒めた? むしろ、これは……」
「何でしょうか」
「お前、炒めると燃やすの違い、何かわかってるか?」





アカツキ書きすぎたらマグウェル書きたくなると思ったら全然そんなことなかったぜ!\(^o^)/
新作考えてるとかマジで私バカなんじゃないかな!

魔法腐女子るりり

2010年10月13日
千の言の葉 万の鼓動
我を導け 億の輝き

愛よ正義よ味方せよ
魔法少女るりり ただいま参上!



千のキャラ 万のカプ
我を導け 億の作品

薔薇よ百合よ味方せよ
魔法腐女子るりり ただいま参上!


信人「……どうしてこうなった」





吹 っ 切 れ た
ってことでるりりの呪文ネタ。普通はかっこいい(?)のにるりりが吹っ切れるとこんなことに(笑)
呪文イメージは昨日読んだパステリオン(笑)みこっちゃんまじかわええ


演劇の話

2010年08月29日
□怪盗ナイトムーン
⇒絵画のみを狙う怪盗。仮面をして、素顔が見えない。
夜にのみ盗みを働く。暗闇に溶け込むような黒い衣装で、警備に気づかれないように盗む。慎重かと思いきや、大胆な行動をとることもある。

□コーデル・ルビー
⇒ナイトムーンを追う探偵。
探偵とは言っても普段は爽やかな青年、というかナンパ男。女性には基本優しい。
ナターシャがナイトムーンの素顔を知っていると推理し、ナターシャに近づく。

□ナターシャ・ヴィバレッジ
⇒ごく普通の女子学生。芸術学科に通う。
思ったことははっきりと言う性格。しかし、色恋沙汰には弱い。
ある日、偶然ナイトムーンと遭遇し、その素顔を見てしまう。それからコーデルと出会い、少しずつ惹かれてゆく。

□ユーヴェ・ストーング
⇒怪盗を追う刑事。対策本部部長で、コーデルを呼び出した人物。
あまり感情を表に出さない。コーデルとは古くからの知り合いらしい。
絵画について詳しいが、ナイトムーンが盗むものに関しては口を閉ざしている。

□リリカ・ヨーデン
⇒ナターシャの同級生。
怪盗に興味津々で、おっかけをしている。
明るく猪突猛進な部分もあるやんちゃな性格で、よくナターシャを振り回す。

□クロード・ブライス
⇒かつて追放された画家。
追放の原因は盗作とされているが、本人は否定し続けていた。
現在はどこで何をしているか、誰にも知られていない。
ナイトムーンが盗む作品は彼と関係するとコーデル、リリカは気づき…




こんな感じでどうでしょうか。
しかしこれは…マグウェルより楽しそうなんだが……(゜Д゜)
書くかどうかは別として、楽しそうです\(^o^)/

霊感少女と霊感少年

2010年08月11日

「なあ、真月凛って知ってる?」

光貴が尋ねると、里佳が「ああ」と聞き覚えのある様子で頷いた。

「最近テレビによく出る子でしょ? 霊感少女って」
「その子がさ、姉貴の友達の親戚らしくって、オカ研の話をその子にしたら興味あるらしいんだよ」
「まじ?!」
「で、そのうちオカ研に遊びに行きたいって」
「すっごい! 光里さんに本っ当に感謝ね!!」

里佳は楽しそうにぴょんぴょんと跳ねながら、光貴に抱きついた。抱きつかれた光貴は顔を赤らめている。
そんな二人の会話を、夜維斗は興味なさげに聞いていた。


「あなた、みえるのね」

帰り道、夜維斗は突然少女にそう言われた。
その場から浮いているような存在感のある少女は、少し青が入っている黒い瞳で夜維斗を見つめている。黒く長い髪は風で少しなびいている。

「……見える?」

目の前の少女は、死んでいない。夜維斗の目には少女が生きていることがはっきりとわかっているのだが、何か違和感を覚えていた。

「そう。いろんな、普通の人にはみえないモノ、が」
「……お前、何者だ」
「わたし、は」

青が揺れる。夜維斗は少し、背中に冷たいものを感じていた。

「わたしは、まつき」
「……まつき?」
「真の月で、まつき。あなたは、ツキヨミヤイト?」

名前を言い当てられて、夜維斗はびくりと震えた。少女はその時初めて、笑みを浮かべた。

「あなたに会えて、よかった」
「……どうして、俺の名を……」
「みんな、言ってたから」

ふわりと穏やかに笑う少女は、そのまま夜維斗に背を向けてその場から去った。夜維斗は、しばらく呆然とその場に立ち尽くしていた。









謎少女登場!(仮)
出したいけど、これ……オカ研のノリじゃない(笑)
もっと軽い感じがいいよね! 私もそう思う!!←